「ヴァ―ラナーシ―・ポエトリー」

インドの布地に触れる度
大きな温かい手の中に包まれ守られるような
郷愁に誘われます

無窮の変化の中に漂い
何とも言えない安らぎを感じるのは
私達の心の中の好きが形になる一瞬を
体験するからかもしれません

そんなインドのもの作りストーリーを
皆様にお伝えいたします

一緒にもの作りの旅へ出かけましょう

14億を超える人々、22の公用語
そして地域ごとの豊かな職人文化を持つインドは
世界でも有数の多様性に満ちた国です

その多様性こそが
私たちが届ける服に命を吹き込んでいるのです

アズノゥアズのインド製品は
いつも同じ産地で作られているわけではありません

染色は【ジャイプール】
プリントは【デリー】
カンタ刺繍は【ベンガル】
ラクノウ刺繍は【ラクノウ】
ストールなどウール製品は【ルディアナ】

同じ刺繍の産地でも【ナディア】と【ラクノウ】は
何と900kmも離れた場所にあります

私たちがいつも『インドらしい』と感じているその魅力は
たくさんの職人と多様な文化が生み出す
唯一無二の魅力だったのです

さっそく覗いてみましょう

染色の工程

 

染め上がった生地を洗いにかけた後
このように何メートルもの高さから蛇腹状に干していきます

インドの染色工場でよく見かける光景ですが
全長数百メートルある生地ですからその光景は圧巻です

同じくこちらもプリントされた生地を
洗って干しているところです

 

インドプリントの手法

インドではこのように
先が見えないほど長いプリント台に生地を広げ
そこに1色ずつ人の手でインクを刷っていく手法が健在です

こちらの写真ではシルクスクリーンを使用してますが
昔ながらの手彫りの木版を使いプリントしていく
「ハンドブロック」のテクニックが
最も伝統的なプリント手法です

次は刺繍の産地に移動しましょう

刺繍

こちらはラクノウ刺繍の様子です

刺繍をする前に木版を使い
刺繍のデザインを決めていきます

そして全て手刺繍(ハンドステッチ)で
ひと針ずつ刺繍されていきます


 

 

 

ここはカンタ刺繍の産地ベンガル州の農村で
古くからの伝統を村の女性たちが守り続けています

 

仕上げ

こうして出来上がった洋服の“パーツ”を
工場で縫製しています

最後に1点1点丁寧に検品された商品が
私たちの元へ届けられます

こうして遥か遠くの手仕事がいま届こうとしています
インドの風と職人たちの静かな息づかいを感じながら
どうぞ手に取ってみてください

そのすべてに込められた思いを
あなたの暮らしの中で感じて頂けたら嬉しいです

インドと日本をつなぐこの旅の続きをぜひご一緒に

 

▼アズノゥアズのインドアイテム